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【寒河江市の70代女性】巻き爪が片側だけ再発する本当の原因とは

2025.12.27 | Category: 巻き爪フットケア

痛みが消えても「原因」が残れば再発する巻き爪

巻き爪は「痛みが取れたら終わり」と考えられがちですが、実際には痛みが消えた後こそが本当のケアの始まりです。

今回紹介するのは、寒河江市から来院された70代女性の症例。初回は中度の巻き爪で、2回の補正により日常生活での痛みは解消されました。

しかし、片側のみ違和感が残存し、3回目の巻き爪補正を行うことになりました。

このケースの本質は、爪そのものではなく、足の構造と体重のかかり方にありました。

初回の状態|中度の巻き爪と日常動作への影響

来院時、母趾(親指)の内側が強く巻き込み、

・歩行時の痛み

・靴を履いた際の圧迫感

・長時間立っているとズキズキする不快感 といった典型的な中度巻き爪の症状が確認されました。

炎症や化膿は見られなかったものの、皮膚への持続的な圧迫があり、このまま放置すれば悪化する可能性が高い状態でした。


2回の補正で痛みは消失|しかし残った「片側の違和感」

適切な巻き爪補正を2回実施した結果、

・歩行時の痛みは消失

・靴を履いても当たらない

・日常生活に支障がなくなった

という明確な改善が得られました。

しかし、患者様ご本人から
「痛みはないけれど、片側だけ何となく気になる」
という訴えがありました。

この違和感を軽視してしまうと、数か月〜数年後に再発するケースは少なくありません。

3回目の巻き爪補正を行った理由

違和感の正体を詳しく評価したところ、爪の形状以上に問題だったのが、以下の要因です。

扁平足による内側荷重

足裏のアーチが低下した扁平足の影響で、歩行時に体重が内側へ集中し、母趾に過剰な圧力がかかる状態が続いていました。

外反母趾傾向と母趾の捻れ

さらに、外反母趾傾向で母趾が内側に捻れた状態で着地していることが確認されました。

この「捻れた着地」が、爪の片側だけにストレスを集中させ、違和感の原因となっていたのです。

巻き爪補正《矯正前》

巻き補正前の爪の角度は、40度 

目安の施術料金

40度の巻き爪の1カ所の補正料金 5500円

   同じ趾で2ヵ所目の補正料金 2200円

              合計 7700円

※重症度(巻き爪の角度)によって施術料金が変わります

巻き爪補正《矯正後》

巻き爪補正完了までの目安期間

初回の巻き爪角度が
40~50度 3ヵ月~4ヵ月
60~70度 4ヵ月~6ヵ月
80度~   6ヵ月~

通院は1ヵ月に1回

※爪の状態や痛みの度合いによって変わります

巻き爪の本当の原因|爪ではなく「足の使い方」

多くの方が誤解していますが、巻き爪は爪が悪いから起こる症状ではありません。

実際には、

・足のアライメント(骨配列)

・体重のかかり方

・歩行時の着地パターン

・靴の影響

これらが複合的に絡み合って発症します。

今回の70代女性の場合、扁平足 × 内側荷重 × 外反母趾傾向という条件が重なり、母趾の片側だけが繰り返し刺激されていました。

なぜ「片側だけ」気になるのか?

巻き爪の違和感が片側に出るケースには、明確な理由があります。

・体重が左右均等に乗っていない

・歩き始めや方向転換で同じ足ばかり使う

・無意識に内側へ踏み込むクセ

これらがあると、爪の片側だけが巻き込みやすくなります。

痛みが消えた段階で終わらせてしまうと、この負荷は改善されず、再発リスクが高まります。

今回の補正で重視したポイント

3回目の巻き爪補正では、単なる形の調整ではなく、以下を重視しました。

母趾の捻れを前提とした補正設計

母趾が捻れて着地していることを考慮し、

・爪全体の形

・皮膚との接触点

・圧が集中しやすい側の負担軽減 を細かく調整しました。

足全体の使い方への意識づけ

施術後には、立ち方や歩き出しの足運び、内側へ体重をかけすぎない意識についても丁寧に説明を行いました。

高齢者の巻き爪ケアで重要な視点

70代以降の巻き爪は、若年層とは異なる注意点があります。

・筋力低下による姿勢変化

・足裏感覚の鈍化

・長年の歩行クセの固定化

そのため、「痛みがない=治った」ではないという視点が極めて重要です。

再発を防ぐための本質的な課題

今回のケースでの最大の課題は、母趾の捻れと内側荷重の改善です。

これを放置すると、

・再び巻き込みが進行

・爪が皮膚に食い込む

・痛みや炎症が再発 という悪循環に陥ります。

巻き爪補正は、足の状態を立て直すための入口であり、ゴールではありません。

巻き爪は「足の問題」として捉えることが重要

寒河江市から来院された70代女性の症例は、巻き爪の本質を非常によく表しています。

・2回の補正で痛みは消えた

・しかし片側の違和感が残った

・原因は扁平足・内側荷重・外反母趾傾向

・母趾の捻れた着地が最大の要因

だからこそ、3回目の巻き爪補正には明確な意味がありました。

巻き爪は爪だけを見ても解決しません。

足の構造・体重のかかり方・歩き方まで含めて整えることが、真の改善につながります。

痛みが取れた今こそ、再発させないための正しいケアが求められています。

寒河江巻き爪フットケアセンターより

山形県寒河江市の寒河江巻き爪フットケアセンターでは、病院や皮膚科で改善しなかった巻き爪・陥入爪・変形爪に対して、痛みを最小限に抑えた最新の補正技術を提供しています。


これまでに寒河江市以外の天童市や山形市、東根市、長井市、上山市、長井市、南陽市、白鷹町、河北町、山辺町など山形県内22市町から546症例以上の施術実績があり、医師・看護師・介護職など医療従事者の方にも多数ご利用いただいております。

初回の補正で歩行時の痛みが消えたケースや、長年悩んでいた痛みが改善した事例も多く、再発しにくい爪の育成までサポートしています。

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