おはようございます。
寒河江市栄町のあびこ整骨院・整体院です。
最近、新人戦が近いせいか大江町や朝日町、河北町の中学生が来院されています。
疲れが溜まってくると、相手の動きに対する反応が遅くなったり、足がもつれてケガをするリスクも高まってきます。
そんなときの応急処置の仕方によって、その後の回復度合いに差が出るとしたら・・・ それでも、とりあえず冷やしますか?
『スポーツでケガ(捻挫や打撲)をした時のアイシングについて』
先日、ハワイ州立大学医学部で解剖実習をやっている知り合いの先生から教えてもらいました。
思わず絶句… それは…
アイシングは治癒を遅らせるだけ。ということ。
冷やすことで痛みという不快感は誤魔化せても、身体にとってプラスの働きはしないということです
痛みが強い時と熱を持ってジンジンして不快感がある時は、アイシングで和らげることは出来ます。
詳しく説明すると
筋腱損傷時に新たな筋繊維になる細胞のことをサテライト細胞と言って、この細胞は普段何にもしない。
でも怪我をすると目覚め、
傷の損傷修復に尽くしてくれる細胞なんです。
この時筋腱の炎症に対して冷やすより温めた方が
サテライト細胞の反応が良いと研究結果が報告されています。
また炎症期はマクロファージという白血球の一種が活発になる。
マクロファージがIGFー1というカラダの修復に必要なホルモンを分泌する。
それがアイシングするとそのIGFー1を抑えてしまい再生修復が遅れる可能性が高いということなんです。
要は血行が悪いと治る反応も悪くなるということです…
ケガをしたときの処置と言えば、
「とりあえず冷やす」が常識だったワケです。
ついさっきまでは…
これが、実は間違えだったという…
これからは
「とりあえず何もしない」に変えてみて下さい。
ただし、
痛みが強い時
ジンジンして熱感がある時は冷やすことで痛みや不快感が紛れるのでやってもいいです。
何か質問があれば、寒河江市栄町のあびこ整骨院・整体院にお気軽にご相談下さい。
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